エキザカムの育て方・栽培方法のコツ

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エキザカムはリンドウ科の1年草で、草丈は20cmほどで花も小さくコンパクトな植物です。夏の直射日光には弱く葉焼けしてしまうので、場所を選び鉢植えで育てるのがおすすめです。

そんなエキザカムの育て方や気をつけたいポイントについてご説明します。

目次

エキザカムの特徴について

エキザカムは艶のある葉っぱと小さな花が特徴で、花色は紫と白があります。

花からは甘い香りがするのも、エキザカムの魅力のひとつです。草丈はあまり大きくなりませんが、花がたくさんつき、葉が茂るので鉢植えで育ててもボリュームのある見た目になります。

エキザカムの育て方スケジュール

エキザカムは春まき1年草なので、種まきは春の時期に行います。開花は初夏から夏の終わりにかけて開花します。

エキザカムは寒さには弱いので、冬の寒い時期になると枯れてしまいます。

種まき 4月〜5月
苗植え 6月〜7月
開花 6月〜10月

エキザカムがよく育つ土の性質

地植えをする時は、腐葉土をまぜて水はけをよくしておきます。酸性の土を好むので、苦土石灰は混ぜないでください。

自分で土を作る時は、赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合でまぜて水はけをよくしてください。

エキザカムに必要な肥料

花をよく咲かせ、肥料を好むので植え付けの時に元肥として緩効性肥料を与えます。

生育中も月に2回ほど液肥を与えて、肥料切れを起こさないようにしましょう。

エキザカムを植える時のポイント

タネを植える時

種まきの時期は4月〜5月が最適ですが、発芽する気温が25度〜30度と高いので、温室で育てるか、よく晴れて気温の高い日が続く頃に種まきをしましょう。

エキザカムは好光性の種なので、土は被せず陽に当てて育てます。

苗を植える時

本葉が4〜5枚になったら植え付けのタイミングです。夏は気温が高くなってくるので、苗を植え付ける時は午前中の涼しい時間帯に行います。

エキザカムを育てるのに適した場所

日当たりと風通しの良い場所で育ててください。

真夏の直射日光には弱いので、葉焼けしないように鉢植えの場合は夏は半日陰に移動させて育てるのがおすすめです。

エキザカムの水やりの頻度

土に根付くまでは、しっかり水やりをしてください。葉や花に水がかかると病気の原因になるので、水やりをする時は株元にゆっくり与えましょう。

地植えの場合

地植えの場合は根付いたら基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は、土が乾きやすいので表面が乾いていたら水やりをしましょう。朝や夕方の気温が低い時に水やりをしてください。

エキザカムはこまめに花がら摘みをする

花をよく咲かせるため、花が咲き終わってしおれてきたら早めに花がらを摘んでおきましょう。

見た目を整えられるのと同時に、種をつけようとして栄養を奪うのを防ぐことができます。

エキザカムは根を傷つけないように注意

エキザカムは植え替えたりすると、株が弱りやすいので根を傷つけないように注意しましょう。

植え替えをする場合は、根を崩さずそのまま植え替えてください。

切り戻しで秋にまた花を咲かせる

真夏は株が弱りやすく蒸れやすいため、全体を軽く切り戻しておくと株を休めましょう。

切り戻しをしておくことで、切ったところからまた茎が伸び秋にまた花を咲かせることができます。

かわいい見た目と甘い香りがエキザカムの魅力

エキザカムは濃い緑でツヤのある葉と、淡い色の小花のコントラストがとてもメリハリがあって綺麗な花です。

香りも良いので、鉢植えにして玄関先など身近なところで育ててみてはいかがでしょうか。

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