ガーデニングをしている方なら、ジョウロを持っていることも多いと思いますが、みなさん普段ジョウロを使う時どんな風に使っていますか?
あまり気にせず同じ使い方でずっと続けている方も多いのではないでしょうか?
ジョウロは主に3通りの使い方がありますので、ぜひうまく使いこなして普段のガーデニングに役立ててください。
ジョウロのハス口とは?
ジョウロにはハス口(はすぐちと読む)といって、先端に穴の開いた部品がついています。
ハスの実が入っている花托(かたく)に似ているのでこの名がついていて、ハス口があることによって水流の調整をすることができます。
このジョウロのハス口を使った3通りの使い方が今回のポイントです。
1.ハス口を上向きに使う
まずはハス口(穴の開いた水が出る面)を上向きにして使うやり方です。
上向きにシャワー状の水が出るので勢いが軽減されてやわらかい水流になり、上向きに出ることによって水がかかる範囲も広くなります。
種まきをした時や、葉や茎が細く刺激に弱いタイプの植物に水をかける時に使用するのがおすすめです。
2.ハス口を下向きに使う
次にハス口を下向きにして使う方法です。
さきほどの上向きと違って、ハス口を下向きにすると勢いのある水流になります。また上向きよりも水がかかる範囲は小さくなります。
範囲が狭くなる分、水をかける範囲をポイントをしぼって限定したい時は下向きがおすすめです。
勢いがある分、葉についた土を落としたいといった時にも使えると思います。
3.ハス口を外して使う
最後はハス口を外して使う豊富です。
ハス口を外すとシャワー状ではなくなるので、ハス口を下向きにするよりもさらにピンポイントに水をかけることができます。
これは主に植物の株元に水をあげたい時に使うと便利です。
植物によっては葉に水をかけないほうが良いというタイプのものもありますよね。そういった時にはハス口を外して株元に水をあげると、水がかかる部分が限定されます。
ただしハス口を外すと水流の勢いがありすぎるので、土の表面がえぐれてしまうこともあります。
そういう時は勢いがつきすぎないようにジョウロの角度を調整するか、注ぎ口に手を添えながらやることで勢いを軽減するのも良いと思います。
ハス口の穴の大きさによっても違いが出ます
このハス口はジョウロによっても穴の大きさや数が違います。
色々なものを見ていると、値段の高いジョウロは穴の大きさが小さくより繊細なシャワー状の水が出るようになっていることが多いです。
自分にあったジョウロを色々探してみるのも、ガーデニングがより楽しくなるきっかけになるかもしれませんね。
ジョウロをうまく使いこなして、植物にあった水やりを心がけよう
あまり用途に応じて使い分けることは少ないかもしれませんが、ジョウロの使い方も奥が深いですよね。
3通りの使い方をうまく使い分けることで、植物にとってやさしい水やりを心がけてみてはいかがでしょうか。
水やりひとつとっても少し工夫することで、育てている植物に良い変化があると思います。