ベゴニアの育て方・栽培方法のコツ

ベゴニアの育て方。
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ベゴニアは春まきの1年草・宿根草で、園芸用品種も豊富です。草丈が低めなので、花壇でも鉢植えでも育てやすい花ですよ。

この記事ではそんなベゴニアの育て方・育てる上での気をつけたいポイントについてご説明します。ここでは四季咲きベゴニアと呼ばれるベゴニア・センパフローレンスについての育て方を中心にご説明します。

目次

ベゴニアの特徴について

ベゴニアは品種がとても多く、品種によって特徴や育て方に微妙に違いがあります。

センパフローレンス 園芸品種の総称・四季咲きベゴニア
 木立ち性ベゴニア 茎が直立し、球根を作らない
エラチオールベゴニア 球根ベゴニアと根茎性ベゴニアの交配種。1年中開花可能。
根茎性ベゴニア 根茎と呼ばれる根が出てくる品種。明るい日陰で育つ。
球根性ベゴニア 土の中で球根を作る品種
球根ベゴニア 球根性から生まれた品種。大きな花が特徴。
レックスベゴニア 根茎性ベゴニアの仲間
冬咲きベゴニア 球根性ベゴニアの交配種で冬に咲く品種。

四季咲きベゴニアのセンパフローレンスの場合、20度前後の気温を保つことで常に花を咲かせるので1年中花を楽しむことができます。

ベゴニアの育て方スケジュール

四季咲きのベゴニアは1年中開花することが可能です。寒い時期は室内で育てて花を咲かせます。

種まき 3月〜5月
苗植え 4月〜6月
開花 1月〜12月

ベゴニアがよく育つ土の性質

ベゴニアは酸性・弱酸性で、通気性のある土を好むので赤玉土・腐葉土にピートモスを混ぜたものを使用します。

苦土石灰をいれるとアルカリ性に傾いてしまうので使用しません。

ベゴニアに必要な肥料

植え付け時に元肥として緩効性肥料を混ぜておきます。

1年中花を咲かせる品種の場合は、生育中にリン酸とカリウムの多い液肥を与えることで育ちがよくなります。

ベゴニアを植える時のポイント

タネを植える時

種は土をかぶせずに、乾燥に気をつけながら発芽させます。タネが細かいのでピートバンなどにまいたほうが育てやすいです。

本葉が2〜3枚になったらポットに移植して育ててください。

苗を植える時

本葉が増えて根が張ってきたら、植え付けのタイミングです。

ベゴニアは草丈がない分、横にすこし広がって育つので花壇に植える場合は少し間隔をあけて植えてください。

ベゴニアを育てるのに適した場所

ベゴニアは気温が高い状態で花が咲くので、日当たりの良い場所を好みます。

秋以降をすぎると気温が低くなってくるので、本格的に気温が下がる冬の季節は室内の日当たりの良い場所(窓辺など)で育てると花が咲きやすくなります。

ベゴニアの水やりの頻度

地植えの場合

植え付け時にたっぷり水やりをして、それ以降は土が乾いている時だけ水やりをしてください。雨があたる場所の場合は、水やりを控えましょう。

プランター・植木鉢の場合

プランター・植木鉢の場合は、夏の時期は土が乾燥しやすいため定期的に土の表面を確認して、乾いていたら水やりをしてください。

ベゴニアは切り戻しをして、形をととのえ花を再度咲かせる

背丈が少し伸びたりした場合には、切り戻しをして形を整えることができます。切り戻しをするとわき芽が伸びて新しい花を咲かせます。

また花後はこまめに取り除いて花がら摘みをしておくと、他の花が咲きやすくなります。

1年中花を咲かせるベゴニアを庭でも室内でも楽しもう

冬の時期は室内で育てれば花を咲かせるので、ベゴニアを育てれば花の少ない冬の彩りになります。

品種も多い分、ベゴニアは葉や花の形も様々です。ぜひ一度好きな品種のベゴニアを育ててみてはいかがでしょうか。

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