ボリジの育て方・栽培方法のコツ

ボリジの育て方。種まき・植え付け・必要な肥料について。ハーブの利用方法は?
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ボリジはムラサキ科の一年草で、別名スターフラワーと呼ばれています。

葉や花を食用として楽しむこともできるハーブの一種で、花色も綺麗なので観賞用としても楽しめます。

そんなボリジの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

ボリジの特徴について

ボリジは草丈が60cmほどに育ち、紫(青)色の小さな星型の花を咲かせます。また草丈の低い品種もあります。

ボリジの葉はきゅうりのような風味があるので、サラダなどで手軽に食べられます。花は主に料理やお菓子の飾り付けに使われることが多いです。

暑さにはあまり強くなく、気温の高い地域は夏になると枯れることが多いので1年草として育てます。

ボリジの育て方スケジュール

ボリジは種まき・植え付けは春と秋の時期に可能です。

開花時期は春から夏の終わりにかけてですが、夏は株自体が枯れやすいので梅雨時期ぐらいまでの開花になることが多いです。

葉の収穫は暑い時期をのぞいて、春と秋に葉を摘み取ります。

種まき 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
葉の収穫 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ボリジがよく育つ土の性質

ボリジはよく肥えた水はけの良い土を好みます。

地植えの場合

地植えの場合は、庭土に腐葉土と堆肥を混ぜておきます。

鉢植えの場合

自分で土を作る場合は、赤玉土6:腐葉土2:堆肥2の配合の培養土を作りましょう。

市販の花や野菜用の土を使っても構いません。

ボリジに必要な肥料

ボリジは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜます。

生育期間中は、10日に1回液肥を与えてください。

あまり肥料がなくてもよく育つので、追肥は生育が悪い時だけでも大丈夫です。

ボリジの基本的な育て方

ボリジの基本的な育て方

ボリジの発芽温度

15度〜20度

ボリジの種まき

ボリジは移植を嫌うので、直播きかポットまきで育てます。

直播きの場合は、指で穴をつくり、ひとつの穴に数粒ずつ種をまいて土をかぶせます。蒸れを嫌うので、穴の間隔は40cmほど広めにとっておきましょう。土をかぶせたら、手で土を上から押さえて種を固定させます。

ポットまきの場合も直播きと同じ容量で種まきをしてください。

発芽したら成長の良いものを1つだけ残して間引きし、ポットまきは根が張ってきたら定植します。

苗の植え付け、間隔

苗を植え付ける時は、根を傷つけないように根鉢は崩さずそのまま植え付けます。

直播きの時と同じく間隔は40cm以上あけて植え付けてください。

鉢植えの場合も、スペースに余裕を持たせます。

水やりの頻度

ボリジは乾燥ぎみの環境を好むので過湿に注意しましょう。

地植えの場合は基本的に水やりは必要ありません。土の乾燥が続く時は補助的に水やりをします。

鉢植えの場合は土の表面が乾いていたら、しっかり水やりをしてください。

支柱たて

草丈が大きくなるボリジは、成長に合わせて支柱をたててあげると倒れるのを防げます。

花がら摘み

咲き終わった花はこまめに摘んでおくと、新しい花が咲きやすくなります。

また1年草なので、咲き終わった花をそのままにして種をつけさせ収穫・保管しておくと毎年育てることができます。

ボリジを育てるのに適した場所

ボリジは日当たりの良い場所で育ててください。

風通しがよく蒸れにくい場所だと最適です。

ボリジの葉の収穫

ボリジは葉がやわらかいものを順に摘み取っていきます。

花は最初色がピンクなので、紫(青)に変わってからが摘み取るタイミングです。

ボリジはコンパニオンプランツにもおすすめ!

ボリジは暑さには弱いですが、丈夫で育てやすいハーブなので初心者の方でも育てやすいと思います。

また、トマトなど野菜の近くに植えると害虫予防にもなるので、コンパニオンプランツにも役立ちますよ。

ハーブとしても利用しやすいので、さっぱりとおいしいボリジの葉をぜひ食べてみてくださいね。

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