カモミールの育て方・栽培方法のコツ

カモミールの育て方。
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カモミールは秋まきの1年草・多年草です。ハーブティーとしても飲まれている人気の高いハーブです。自分でたくさんカモミールを育ててハーブティーを飲むのも楽しみが増えると思います。

この記事ではそんなカモミールの育て方や気をつけたいポイントをご説明します。

目次

カモミールの特徴について

カモミールは草丈が30cm〜60cmほどであまり高くならないのでコンパクトに育てることができます。

花は2cmほどの小さく白い花がたくさん咲きます。1年草で有名なのがジャーマンカモミール・多年草で有名な品種はローマンカモミールです。

リンゴのような香りがするのが特徴ですが、ハーブティーとして飲むと心身をリラックスさせる効果もあります。

カモミールの育て方スケジュール

カモミールは比較的気温の低い3月から5月が開花時期です。その時期に合わせて植えるので、タネから育てる場合は秋に種まきをして育てていきます。

種まき 9月〜10月
植え付け 3月〜4月、9月〜10月
開花 3月〜5月

カモミールがよく育つ土の性質

カモミールなどのハーブ類は弱アルカリ性を好むので、土に苦土石灰を混ぜてpHをアルカリ性に傾けておきます。

自分で土を作る場合は、赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1を参考に作ってください。バーミキュライトを混ぜると土が軽くなり保水性・通気性もよくなります。

市販のハーブ専用の土でも構いません。

カモミールに必要な肥料

カモミールは植え付けるときに元肥として緩効性肥料を混ぜておきます。

生育中は基本的に肥料は必要ありませんが、花つきや生育の悪さが目立つ場合は状況に応じて液肥などを与えてください。

カモミールを植える時のポイント

タネを植える時

鉢にタネをまいて、軽く土をかぶせて乾燥に気をつけながら育ててください。

苗を植える時

本葉が5枚ほど育ってきたら苗を植え付けるタイミングです。地植えのときは20cmほど間隔をあけて植え付けてください。

カモミールを育てるのに適した場所

カモミールは蒸れや過湿を嫌うため、風通しの良い半日陰で育てるのがおすすめです。

寒さには強いので、直射日光に当たりすぎない場所を選ぶと良いでしょう。西日の強い日差しが当たらないようにすると枯れにくいです。

カモミールの水やりの頻度

地植え・鉢植えどちらも植え付けのときにしっかり水やりをして、根付かせます。

地植えの場合

植え付けのとき以降は雨も降るので基本的に水やりは不要です。乾燥した日が続いて、株が弱っているようであれば水やりをしてください。

プランター・植木鉢の場合

土の表面が乾燥しているのを確認してから、定期的に水やりをしましょう。朝か夕の気温が低い時間帯に水やりをしてください。

多年草の品種を植えれば何年も育てられる

カモミールは1年草でその年だけ育って枯れるものもあれば、多年草といって何年もそのまま育ってくれるものもあります。

最初にもご説明しましたが、ローマンカモミールという品種は多年草なので何年もそのまま育てたい場合は、ローマンカモミールを育てることをおすすめします。

多年草の場合は夏越しをさせる必要があるので、込み入った株は時々切り戻しをして風通しをよくするなど手入れをしてください。

自分で育てて自作のカモミールティーを飲もう

カモミールティーを作るときは、カモミールの花が咲いてから数日後に摘み取ってよく乾燥させればハーブティーとして飲むことができます。

ハーブは育てるだけじゃなくて、お茶として飲んだりといった違う楽しみ方ができるのも魅力のひとつですね。ぜひ一度カモミールを育ててみてはいかがでしょうか。

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