秋は春に続いて植物がよく育つ時期ですが、そんな時期だからこそ好きな花を育てたいものですよね。
だけど夏は外が暑くてガーデニング作業も大変です。そんな時は管理もしやすい球根植物を夏に植えてみてはいかがでしょうか。
この記事では夏に植えて秋に咲く、おすすめの球根植物を5つご紹介します。
ネリネ
ネリネはダイヤモンドリリーという別名があるように、日光にあたると花びらがキラキラと輝く美しさを持っています。
あまり肥料を必要としない植物なので、手間もかからず育てやすい植物です。草丈もあるので切り花として楽しむこともできます。
ネリネを植え付ける時は深く植えず、少し球根が見える程度に浅く植えるのが育てるポイントです。
ネリネの育て方。球根の植え付け方は?肥料・水やり・冬越しは?
リコリス
リコリスはヒガンバナ科の夏植え球根で、茎頂(茎の先)から分かれていくつも花を咲かせます。
花の色がグラデーションになっているのが特徴で、綺麗な色をしています。
早咲きや遅咲きなど咲く時期が品種によって違うので、咲く時期の違うリコリスを育てると開花を長く楽しめますよ。
球根は品種によって大きさが違うので、大きさに合わせた植え付けをすることがポイントです。
リコリスの育て方。球根の植え付け方・水やり・夏越しについて。
サフラン
サフランはスパイスとして使われている植物として有名ですね。スパイスとして使われている赤いものはサフランの雌しべで、開花時期に収穫して風味や色付けに使われています。
サフランはクロッカスの仲間ですが、サフランは秋に花が咲くのに対してクロッカスは春に咲く植物です。
草丈が低く細い針金のような葉っぱが特徴的ですが、淡い紫色の花は秋の季節によく似合います。
サフランの育て方。球根の植え付け・掘り上げの方法は?水やりや肥料の頻度は?
オキザリス
オキザリスはカタバミ科の夏植え球根で、野草としてよく見かけるカタバミの仲間なので見た目はナチュラルな雰囲気があります。
開花期間が長く秋から春にかけて、かわいい小花をたくさん咲かせます。
横に広がって育つので、庭のグランドカバーとしても人気です。酸性の土を嫌うので、苦土石灰をまいて酸度を調整することがポイントです。
オキザリスの育て方。球根の植え付け方・時期は?花後の管理・掘り上げは?
シクラメン
鉢花として人気の高いシクラメンですが、開花期間が長く秋から翌年の春まで花を楽しめます。
シクラメンは他の花と違って寒さに弱く、寒くなる開花時期は室内で管理して楽しみます。最近では寒さに強く、屋外でも育てられるガーデンシクラメンも人気ですね。
こまめに花がら摘みをして種をつけないようにすると、花が咲きやすくなります。
シクラメンの育て方。手入れの方法・花がら摘み・夏越しについて。
秋に向けて夏植え球根を準備しよう
冬になると花数がぐっと減りがちなので、春から秋にかけてはぜひ花を楽しみたいですよね。
真夏の暑い時期はガーデニングの作業も大変なので、できるだけ準備も簡単な球根植物であれば初心者の方でも育てやすいと思います。
球根植物は花が咲いても球根を掘り起こして管理すれば、また次のシーズンに植え直すこともできる良さもあるので、ぜひ秋に咲く球根植物を育ててみてはいかがでしょうか。
というわけで、秋に咲く育てやすい球根植物5選でした!