ハニーサックル(スイカズラ)の育て方・栽培方法のコツ

ハニーサックル(スイカズラ)の育て方。剪定の仕方は?植え付け・開花の時期は?
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ハニーサックルはスイカズラ科のつる性落葉低木で、別名ウッドバイン、ヨウシュスイカズラと呼ばれています。

そんなハニーサックルの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

ハニーサックルの特徴について

ハニーサックルは花に強い香りがあるのが特徴で、伸びたつるに白や黄色の細長い花を咲かせます。香りを楽しみたい方におすすめの植物です。

和名ではスイカズラ(忍冬)といい、スイカズラという名前のほうが聞き慣れている方も多いと思います。

つる性で枝が長く伸びるので、フェンスやあんどん仕立てにしてつるを絡ませて育てるのもおすすめです。つる(枝)は成長すると5m以上の長さになります。

ハニーサックルの育て方スケジュール

ハニーサックル(スイカズラ)は苗や鉢花を購入して育てるのが一般的です。

暑さに強い植物なので日当たりを重視して育ててください。また植え付けは暖かい時期の初夏と秋に行いましょう。

植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
収穫 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ハニーサックルがよく育つ土の性質

ハニーサックルは水はけの良い土を好みます。

地植えの場合

地植えの場合は、庭土に腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えの場合

自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

ハニーサックルに必要な肥料

ハニーサックルは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

生育期間中は花が咲くまでの間は、2週間に1回液肥を与えてください。

ハニーサックルの基本的な育て方

苗の植え付け、間隔

苗や鉢花を植え付ける時は、根がつまっていたら先を軽く切ってほぐしてから植え付けてください。

水やりの頻度

地植えの場合は水やりは基本的に必要ありません。真夏の暑い時期は補助的に水やりをして乾燥を予防します。

鉢植えの場合は土が乾燥しやすいので、土の状態を確認して乾いていたらたっぷり水やりをしてください。

剪定の仕方

ハニーサックルはつるがよく伸びる植物なので、冬の時期に短く剪定しておきます。

剪定しても暖かくなるとまたどんどん伸びるので、大胆に切ってしまって構いません。新しいわき芽が伸びて、夏にまた花を咲かせます。

あまりつるが伸びると困る場合は、生育期間の春から夏にかけても、軽く剪定して形を整えてください。

ハニーサックルを育てるのに適した場所

ハニーサックルは日当たりの良い場所で育ててください。半日陰でも育ちますが花付きが悪くなります。

西日にも強い植物ですが、土が乾燥しないように根元には西日が当たらない環境が理想です。

ハニーサックルの植え替え

鉢植えの場合は、何年も同じ鉢で育てるとどうしても根詰まりを起こします。

2年に1度ぐらいのペースで、必ず植え替えをしましょう。植え替えは初夏か秋の暖かい時期に行います。

鉢から取り出したら軽く土を落として、ひとまわり大きな鉢に植え替えてください。

ハニーサックルの株の増やし方

ハニーサックルは挿し木で増やすことができます。

植え替えと同じ初夏か秋ごろに、節をいくつか残した状態でつるを切ります。

切ったつるを水でよく湿らせた赤玉土など清潔な土に挿しておくと、1ヶ月ほどで根が出ます。根が出たら、小さめの鉢植えに植え替えて育ててください。

ハニーサックルの良い香りをお庭で楽しもう

ハニーサックルの良い香りをお庭で楽しもう

ハニーサックルは薬用として使われていた時期もあるので、ハーブのような役割もある植物です。

今は香りを楽しむのが一般的ですが、花つきもよく花がたくさん咲く植物なので、地植えで大きく育てると庭いっぱいに良い香りが広がりますよ。

つるがよく伸びるので、グリーンカーテンとして利用するのもおすすめです。ぜひ香りの良いハニーサックル(スイカズラ)を育ててみてくださいね。

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