イソトマの育て方・栽培方法のコツ

イソトマの育て方。種まき・植え付けの時期は?切り戻しの方法は?
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イソトマはキキョウ科の1年草で、別名ローレンチアと呼ばれています。開花期間が長く、花を長く楽しめる植物です。

そんなイソトマの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

イソトマの特徴について

イソトマは草丈が30cmほどで、花びらは細長く5枚の花びらが放射状に星型に開いて咲きます。花色はピンク・紫や青があります。

花数は多いですが、切れ込みの入った葉とあいまって涼やかで軽やかな印象です。

本来は多年草ですが、寒さには弱いため日本では1年草の扱いになります。

イソトマの育て方スケジュール

イソトマは開花時期が長く、初夏の5月から晩秋の11月まで花を楽しめます。

気温はある程度低めの春と秋の2シーズンに種まきができるので、株をたくさん育てることもできます。

種まき 3月〜4月、9月〜10月
植え付け 3月〜6月
開花 5月〜11月

イソトマがよく育つ土の性質

イソトマは水はけの良い土を好むので、地植えの場合は腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土6:腐葉土4の水はけの良い配合の培養土を作りましょう。

イソトマに必要な肥料

イソトマは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

開花時期は花が次々と咲くので、月に2回ほど液肥を与えて花付きをよくします。

イソトマを植える時のポイント

タネを植える時

イソトマは種が細かく小さいので、底の浅い容器に土を入れて育てます。発芽温度は15度前後です。

好光性の種なので、タネをまいたら土はごく薄くかける程度にして、光にあてて育てます。発芽するまでは乾燥に特に注意しましょう。

間引きをしながら丈夫なものを残し、本葉が2枚になったらポットに移植して日当たりの良い場所で育てます。

苗を植える時

イソトマの苗を植え付けるときは、根鉢を崩さずに植え付けてください。根を痛めないように気をつけましょう。

地植えの場合は株間を20cmほどあけて植え付けます。

イソトマを育てるのに適した場所

イソトマは高温多湿には弱いので、春と秋は日当たりの場所、夏は半日陰の涼しい場所がおすすめです。

また開花時期は梅雨時期を挟むので、鉢植えで雨に当たらないように管理したほうが育てやすく、花も傷みにくくなります。

イソトマの水やりの頻度

植え付けて根付くまではしっかり水やりをしてください。乾燥ぎみに育てて蒸れないようにしましょう。

地植えの場合

地植えの場合、根付いたあとは基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

イソトマは花がら摘みをこまめにする

イソトマは小花を株全体にたくさんつけるので、花がしおれてきたらこまめに摘み取りましょう。

花がらを摘むと、株の栄養が奪われるのを防げますし、花付きもよくなります。

イソトマは蒸れの予防とのために夏に切り戻しをする

イソトマは開花期間中に株が育ち大きくなってきたら、蒸れの予防と形をととのえるために切り戻しをします。

夏は株が弱りやすいので、株を休めるためにも切り戻しは大切です。

だいたい全体の半分ぐらいは切り詰めて大丈夫です。切り戻しをすることで、そこから新しい芽が出てまた花を咲かせることができます。

繊細な雰囲気が好きな方にイソトマはおすすめ!

イソトマはバラのように迫力のある豪華な花ではないですが、小花をたくさんつける姿も繊細でとても綺麗です。

淡い色合いのものが多いので、やさしく繊細な印象の植物が好きな方にはおすすめです。

というわけで以上イソトマの育て方についてでした!参考になれば幸いです。

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