マーガレットの育て方・栽培方法のコツ

マーガレットの育て方。植え付け・水やりの方法。花後の管理について。
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マーガレットはキク科の多年草で、別名モクシュンギクと呼ばれています。暖地で霜に当たらなければ地植えでも育てられますが、鉢花として人気の高い植物です。

そんなマーガレットの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

マーガレットの特徴について

マーガレットはカナリア諸島が原産の花で、花の見た目はキクに似ています。

寒さにはあまり強くないため、鉢植えの花として楽しまれることが多いです。花色は白・黄色・ピンク・オレンジがあります。

育てるうちに茎の部分は木化して、木のように硬くなります。

マーガレットの育て方スケジュール

春を中心に咲く花ですが開花期間は長く10月から初夏の6月ごろまで花を咲かせます。

植え付けは春と秋の時期が適期です。時期になると苗が出回るので、苗を購入して育てるのが一般的です。

植え付け 3月〜4月、9月
開花 10月〜6月

マーガレットがよく育つ土の性質

マーガレットは酸性を嫌い水はけの良い土を好むので、地植えにする場合は事前に苦土石灰を混ぜて中和しておきます。そのあと腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

マーガレットに必要な肥料

マーガレットは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

開花期間中は月に2回ほど液肥を与えてください。

マーガレットを植える時のポイント

苗を植える時

苗を他の鉢や地植えとして植え付ける時は、根の先を軽くほぐしてから植え付けてください。

根鉢全体をくずす必要はありません。

マーガレットを育てるのに適した場所

マーガレットは日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

夏の高温多湿と冬の寒さには強くないので、鉢植えにして時期に応じて場所を変えるのがおすすめです。夏の直射日光は避けて半日陰で、冬は霜に当たらない場所だと失敗もしにくいと思います。

マーガレットの水やりの頻度

植え付けて根付くまではしっかり水やりをしてください。多湿は苦手なので乾燥ぎみに育てたほうが良いです。

地植えの場合

地植えの場合、根付いたあとは基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

マーガレットの花がら摘みは茎を切る

マーガレットの花が咲き終わったら、花だけじゃなく花茎の根元を切り取ってください。

枯れた花をそのままにしておくと種をつけようとして株の栄養を奪うので、こまめに摘み取りましょう。

マーガレットの夏越し

マーガレットは花が咲き終わったあとは、株全体を半分ぐらいの長さに茎を切り戻しておきます。

切り戻しをすると株を休ませることができるので、半日陰で風通しの良い場所で夏越しさせましょう。

マーガレットは挿し芽で増やせる

マーガレットの株を増やしたい!という時は、挿し芽をすることで増やすことができます。

花が咲く前の生育期に、新しい芽を人差し指ほどの長さで切り取って、1時間ほど水あげさせてから湿った赤玉土に挿します。

根が出るまでは日陰で土が乾かないように育てれば、2週間ほどで根が出て新しい苗として育てられます。

マーガレットはシンプルで飽きのこない花

マーガレットは花の見た目もシンプルで、くせがなく飽きのこない花です。花色も鮮やかで、寒い時期は室内で管理して家の中で楽しむのもおすすめです。

冬から春にかけて元気に花をさかせるマーガレットをぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

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