夏になると、フェンスなどにはわせたきれいなアサガオの花をよく見かけるようになりますが、アサガオの水やりの頻度はみなさんどうしてますか?
この記事ではアサガオの水やりの頻度や最適な水やりのタイミングについてご説明します。アサガオの性質や最適な水やりの方法を覚えておくと、夏の間元気にアサガオの花を見ることができますよ。
アサガオは水を好む植物
まずアサガオは水を好む植物ですので、水切れを起こすと枯れやすくなってしまいます。
夏は気温も高く土の水分が蒸発しやすいので、水切れを起こさないように土の状態をチェックすることが大切です。
アサガオの水やりの頻度は?
アサガオの水やりはまず毎朝土の状態をチェックしてから行います。
朝に土の表面をさわってみて、乾いているようであればたっぷり水やりをしてください。鉢植えやプランターであれば底から水が出てくるくらい水を与えるのが目安です。
気温が高い晴れの日は、夕方も土の状態をチェックして乾いているようであれば日が暮れて気温が少し下がったころに再度水をあげてください。
夏の間は水切れをしないように朝と夕の2回与えても構いません。
ただし水をやりすぎても根腐れなどを起こす可能性がでてくるので、もし確認したときに湿っているようであれば必要ありません。
アサガオに最適な土は?
アサガオは水を必要とするため、保水性・排水性のある土で適度に水分を維持できることが丈夫に育てるためには必要です。
自分で土を作る場合
自分で土を作る場合には、赤玉土7:腐葉土3の割合で作ったものに緩効性肥料と堆肥を混ぜておくと、養分もあり保水性のある土が作れます。
庭に直接植える場合
庭に直接植える場合は、庭土の状態を見て、もし排水性が悪そうな場合は腐葉土や川砂を混ぜておくと排水性が改善します。
またアサガオは弱酸性の土を好むので、庭土を使う場合は苦土石灰を事前に混ぜておいて土の酸度を中和させておくとアサガオが育ちやすい環境になります。
自分で土を作る時と同様に、植え付ける前に緩効性肥料も混ぜておきましょう。
プランターや鉢植えの大きさも保水性を保つポイント
またアサガオを保水性のある環境で育てるには、プランターや鉢植えの大きさも大切です。
サイズが小さいプランターや株をたくさん植えすぎてしまうと、すぐに根詰まりを起こして水切れをしたり、養分を根が吸収できなくなってしまいます。
間隔としては15cm〜20cmぐらいの間隔で植えるのが適しているので、目安として60cmプランターであれば3株程度がちょうど良いと思います。
アサガオの苗が成長しても根詰まりを起こしにくいような、ゆとりのあるサイズのものに植えてあげましょう。もし水をあげてもすぐに土が乾いてしまったり、苗の元気がなくなるようであれば根詰まりを起こしている可能性があります。
最適な水やりの頻度で、アサガオを元気に育てよう
夏にたくさんのアサガオの花を咲かせるためにも、朝夕に土の状態をチェックして乾いてあるようであれば水やりをしっかりする、というポイントをぜひおさえておいてくださいね。
涼しげな雰囲気のアサガオを育てて、夏の庭を彩ってみてはいかがでしょうか。