オキザリスの育て方・栽培方法のコツ

オキザリス
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オキザリスはカタバミ科の夏植え球根で、別名ハナカタバミと呼ばれています。草姿がナチュラルな印象で、小さな花をたくさんつけるかわいらしい植物です。

そんなオキザリスの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

オキザリスの特徴について

オキザリスはメキシコ原産の植物で、分類としては日本でも野草としてよく見かけるカタバミの仲間です。

品種が多く花や葉の見た目も様々ですが、花色はピンク・黄色・白がほとんどです。草丈はあまり高くなく、大きなものでも30cm程度です。

寒さに強く冬から春にかけて長い期間花を咲かせます。

オキザリスの育て方スケジュール

オキザリスの開花時期は長く、秋から春先まで花を咲かせます。

育てる時は球根を購入して育てるのが一般的です。

植え付け 7月〜10月
開花 10月〜3月

オキザリスがよく育つ土の性質

オキザリスは酸性の土を嫌い、水はけの良い土を好みます。

地植えの場合は植え付ける2週間前に苦土石灰を混ぜておきます。そのあと腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

オキザリスに必要な肥料

オキザリスは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

追肥は花が咲き終わったあとに液肥を1回だけ与えて球根に栄養を蓄えさせてください。

オキザリスを植える時のポイント

球根を植える時

地植えの場合は3cmほどの深さで植え付け、間隔は20cmほどあけておきます。

鉢植えの場合は浅めに軽く土をかぶせて植え付けてください。5号鉢に3球くらいが目安です。

オキザリスを育てるのに適した場所

オキザリスは日当たりの良い場所が適しています。

寒さには強いですが、品種が多いため寒さに弱いものもあります。品種に応じて冬は軒下や室内で管理するなど場所を選びましょう。

オキザリスの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをしてください。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

オキザリスの花後の管理・球根の掘り上げ

オキザリスは夏の暑さで枯れてしまわないように、毎年掘り上げて管理します。植え付けたままにしておくと枯れてしまうことがあります。

花が咲き終わり、夏前に葉っぱが枯れてきたら掘り上げて球根を乾燥させ、涼しく陽の当たらない場所で保存します。

秋以降になったら、同様に植え付けて育ててください。

オキザリスはグランドカバーにもおすすめ

オキザリスは草丈が低いものが多く横に広がるので、お庭のグランドカバーや花壇の縁取りにしても活躍します。

品種によって花や葉の見た目もさまざまなので、お好きな色や形のオキザリスをぜひ育ててみてください。

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