えんどう豆の育て方【プランター栽培】

プランターを使ったえんどう豆の育て方。種まき・苗の育て方。収穫時期で呼び方が変わる!
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えんどう豆はマメ科の植物で、育てやすい代表的な豆類の一種です。

プランターで育ててもサヤがたくさん収穫できますので、初心者の方にもおすすめです。

そんなえんどう豆をプランターで育てる方法や、気をつけたいポイントについてこの記事でご説明します。

目次

えんどう豆の特徴について

えんどう豆の特徴について

えんどう豆は収穫する時期でいくつか呼び方が変わります。

どれも聞いたことがあるものばかりだと思いますが、サヤごと食べられるものは品種改良もされていて皮がやわらかくなっています。

豆苗(とうみょう)

豆から芽が少しのびた段階で収穫したもの

サヤエンドウ

サヤができて、まだ皮が薄く豆が小さい段階で収穫したもの。サヤごと食べる。

グリーンピース

サヤが大きくなり熟したもの。サヤは食べず、中の豆を取り出して食べる。

スナップエンドウ

サヤは肉厚ですが柔らかく、サヤごと食べられるように品種改良されたもの。

えんどう豆の育て方スケジュール

えんどう豆は秋の涼しい時期に種まき・植え付けをして、冬越しをさせて育てる野菜です。

寒さに強く、暑さには弱いので夏は避けて育てましょう。春になると白やピンクのきれいな花を咲かせます。

品種によっては、寒い時期から収穫できるものもあります。

種まき 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
収穫 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

えんどう豆を育てるプランターのサイズ

エンドウマメを育てる時は、幅が30cm、深さが20cm以上ある深めのプランターがおすすめです。

30cm幅あれば、苗を2株を育てることができます。

えんどう豆の土作り

野菜用の培養土を購入すると一番簡単です。

自分で土を作る場合は、赤玉土6:腐葉土2:バーミキュライト2の配合の培養土を作り、苦土石灰を少量混ぜておきます。エンドウマメは酸性の土を嫌い、水はけ・水持ちの良い土を好む点がポイントです。

土作りの時に必要な肥料

元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

肥料が最初から入った市販の培養土であれば、肥料は混ぜなくて大丈夫です。

土の準備

プランターに鉢底石を入れたら、用意した土を7〜8分目まで入れておきます。

えんどう豆の育て方【種から育てる時】

えんどう豆の発芽温度

10度〜20度

えんどう豆の種まき

植える前に一晩水につけてタネを吸水させます。

30cm幅のプランターであれば、中心を15cmほどスペースをあけて2箇所穴を作ります。指で2cmぐらいの深さで穴を作ったら、タネをひとつずつ入れて土をかぶせてください。

土をかぶせたら水やりをしっかりして、プランターにネットをかけて鳥の被害を防ぎましょう。

発芽したら

発芽したらネットは外して構いません。

1粒ずつタネをまくので、間引きもしなくて大丈夫です。

えんどう豆の育て方【苗から育てる時】

ポット苗を植えて育てる時は以下の方法で育ててください。

植え付けの間隔

タネと同じく15cm〜20cmほど間隔をあけて植えてください。

苗の植え付け

植え付けをしたあとはしっかり水やりをしてください。

支柱たて

苗が成長してつるが伸びてきたら、支柱をたてて誘引します。

四隅に支柱をたてて、水平にビニール紐などで支柱を囲うように結ぶと、伸びたつるをうまく誘引できますよ。

えんどう豆の育て方【生育期】

生育温度

15度〜20度

水やりの頻度

土の表面が乾いていたら、水やりをしてください。

過湿にすると株が弱るので、水のやりすぎには注意しましょう。

増し土

土の表面が下がり、根が見えている場合は土を足して根が土から出ないようにします。

追肥

10月〜11月ごろに生育が悪いようであれば、緩効性肥料を少しだけ株の近くにまいてください。

えんどう豆などマメ科の植物は、根にいる菌によって自分で養分を作り補給することができるので、肥料は控えめにしたほうが良いです。

えんどう豆を育てるのに適した場所

エンドウマメは日当たりの良い場所で育ててください。

日当たりが悪いと生育や花つきに影響します。

えんどう豆の収穫

花が咲き終わり、サヤが育ってきたら随時収穫していきます。

まだサヤの皮が薄い時期に収穫すればサヤエンドウ、十分に育って豆が大きくなった時期に収穫するとグリーンピースとなります。

時期によって違った楽しみ方ができるのもえんどう豆の魅力ですね。

えんどう豆は収穫時期で違った楽しみ方ができる!

えんどう豆は収穫時期でそれぞれ違った楽しみ方ができる!

えんどう豆は、芽を食べる豆苗、やわらかいサヤを楽しむサヤエンドウ・スナップエンドウ、豆を楽しむグリーンピースなど、楽しみ方が色々あります。

タネから育てる時は、数粒あればプランターで育てるには十分なので、余った種は豆苗として育てるのも良いですね。

お好きな楽しみ方で、えんどう豆を収穫してみてくださいね。

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