バーベナの育て方・栽培方法のコツ

バーベナの育て方。種まきの時期・肥料・切り戻しの方法について。
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バーベナはクマツヅラ科の1年草・多年草で、春から秋まで長く咲き続け、茎の先に小花をいくつも咲かせる可憐な花です。

そんなバーベナの育て方や気をつけたいポイントについてこの記事でご説明します。

目次

バーベナの特徴について

バーベナは原産は中南米で品種も多く、1年で枯れてしまう1年草と何年も育てられる宿根草の2つの種類があります。同じ株を何年にも渡って育てたい場合は、宿根草の品種を選んでください。

バーベナは1cmほどの小花が茎の先にいくつも咲く特徴があります。草丈は高いものでも30cm程度なので大きくはなりませんが、横に広がって育つ性質があります。

花色は赤・ピンクから、青・紫など豊富です。開花期間も長く、夏の暑さにも強いので育てやすい花です。

バーベナの育て方スケジュール

種まきは発芽温度に合わせて3月〜4月、9月に行います。開花期間が春から秋までと長いので、時期がきてすぐに育てれば長い間花を楽しむことができます。

種まき 3月〜4月、9月
植え付け 3月〜5月
開花 4月〜11月

バーベナがよく育つ土の性質

バーベナは水はけの土を好むので、地植えで育てる場合は庭の土に腐葉土をしっかり混ぜて水はけをよくしておきます。

自分で土を配合する場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な組み合わせか、川砂を加えるとさらに水はけがよくなります。

バーベナに必要な肥料

植え付けをするときに元肥として緩効性肥料を加えます。

生育中はあまり肥料はやらないようにします。花つきや生育の状況を見て、液肥を軽く与えてください。

バーベナを植える時のポイント

タネを植える時

タネの発芽温度は20度前後です。春と秋に適温になったときに、種まきをして乾燥に気をつけながら育ててください。

タネは直播きで育てても、一度ポットで育ててもどちらでも大丈夫です。

苗を植える時

バーベナは横に広がって育つので、ある程度間隔をあけて育てないとすぐに株が重なってしまいます。地植えの場合は20cmほど間隔をあけて植え付けましょう。

ハンギングや植木鉢に植え付けると、鉢からあふれるようにこんもり育ちます。

バーベナを育てるのに適した場所

バーベナは夏の暑さにも強いので、時期を問わず日当たりの良い場所で育てて大丈夫です。

日当たりの良い場所で育てることで、花つきもよくなり丈夫に育ちます。

バーベナの水やりの頻度

植え付けの時に水やりをしっかりして根付かせてください。

地植えの場合

植え付けの時以外は基本的に水やりは不要ですが、夏は気温も高く土も乾燥しやすいので、雨の降り具合と土の状況を見て、乾燥がひどい場合は水やりをします。

プランター・植木鉢の場合

プランター・植木鉢・ハンギングなどで育てる場合は、土の量が限られているため土が乾燥しやすくなっています。

夏の間は特に乾燥しやすいので、土の表面が乾いているのを確認してから水やりをしてください。多湿を嫌うので、水のやり過ぎには注意しましょう。

バーベナは花が咲き終わったら切り戻しをする

バーベナは花が咲き終わったら、茎の根元から切り戻しをします。

咲き終わった花をそのままにしていると、タネをつけようとして栄養を奪うので早めに切り戻しをすることで次の花を咲きやすくします。

バーベナは寄せ植えやハンギングに最適

バーベナは草丈も低く、横に広がって育つので寄せ植えやハンギングで育てると、ボリュームも出て豪華な見た目になります。

夏の暑さにも強いので育てやすく初心者の方におすすめできる花です。ぜひ一度バーベナを育ててみてはいかがでしょうか。

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