シネラリア(サイネリア)の育て方・栽培方法のコツ

シネラリア(サイネリア)の育て方。管理場所・水やり・切り戻しがコツ。
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シネラリアはキク科の多年草で、別名サイネリア、フウキギクと呼ばれています。原産国の北アフリカなどでは多年草ですが、日本は高温多湿のため1年草として育てられます。また日本ではシネラリアよりも「サイネリア」という表記で書かれていることが多いです。

シネラリアは冬から春にかけて花を咲かせますが、寒さに弱いので室内で育てます。そのため家の中で花を楽しむことができる植物です。

そんなシネラリア(サイネリア)の育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

シネラリア(サイネリア)の特徴について

シラネリアは花数が多く、全体的にこんもりと育つことが特徴です。

花色は派手で明るい色が多く、赤や紫・ピンク・白・青などがあります。

キク科ですが、サイネリアの葉はキクらしくなく、ハート型の葉っぱが四方に広がるように出てきます。

シネラリア(サイネリア)の育て方スケジュール

シラネリア(サイネリア)は冬のはじめから翌年の春先まで花が咲きます。種まきは秋の季節ですが、植え替えは開花時期と同じ頃にします。

苗を購入した場合、花が咲き終わるまではそのままの鉢で育てても構いません。根が張って鉢の底から根が出ているようであれば、大きな鉢に植え替えると根詰まりを防げます。

種まき 9月〜10月
植え付け 12月〜翌4月
開花 12月〜翌4月

シネラリアがよく育つ土の性質

シネラリアは水はけ・水持ちの良い土を好みます。

植え替えで、鉢植えに自分で土を作る場合は赤玉土6:腐葉土2:ピートモス2の配合の培養土を作りましょう。

シネラリアに必要な肥料

シネラリアは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

生育中は月3回ほど液肥を与えてください。

シネラリアを植える時のポイント

タネを植える時

シネラリアはタネから育てることもできます。

好光性のタネなので、ピート板や種まき用の土にタネをまいて、土はかぶせずに光にあてて発芽させます。発芽するまで乾燥に注意しましょう。

本葉が4枚になったら、丈夫なものをポットに移植し育てます。

苗を植える時

冬までポットで育てて鉢に植え替えます。植え替え時期は冬のはじめの12月がおすすめです。

植え付ける時はポットの土を崩さず、そのまま植え付けてください。

シネラリアを育てるのに適した場所

冬から春にかけては5度以上の室内で管理します。秋の気温がまだ高い時期は屋外で日を当ててください。

室内で管理する時は暖房の風が当たらない、日当たりの良い窓辺が最適です。

シネラリアの水やりの頻度

植え付けて根付くまではしっかり水やりをしてください。シネラリアは水をよく吸うので、他の植物よりも若干水をよく与えて水切れに注意しましょう。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が軽く乾いていたら水やりをするようにしてください。

特に開花中は水切れしないようにしましょう。

シネラリアの切り戻し

花が咲き終わったら、葉を3枚ほど残した状態で切り戻しをするとわき芽が出てまた花が咲きます。

シネラリアの植え替え

鉢底から根が出てきたら、植え替えのタイミングです。

植え替える場合は花が咲き終わる頃が最適です。切り戻しの時と同じように、葉を3枚ほど残した状態で短く切り戻してから、一回り大きな鉢に植え替えてください。

シネラリアは、冬の室内を彩る植物におすすめ

シネラリアは日本では冬から春にかけて室内で楽しむ花なので、冬の寒い時期に部屋を明るくしてくれます。

花はたくさん咲くので、一株育てるだけでも存在感がありますよ。ぜひ一度シネラリア(サイネリア)を育ててみてはいかがでしょうか。

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