アジュガはシソ科の多年草で、別名セイヨウキランソウと呼ばれています。
寒さに強い多年草の植物なので、花壇で育てるのがおすすめです。そんなアジュガの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。
アジュガの特徴について
アジュガは草丈が20cmほどと低く、横にはうように葉が育つのでグラウンドカバーとして使われることが多いです。花壇の縁などに育てると、綺麗な葉や花を楽しむことができます。鉢植えでコンパクトに育てるのも良いですね。
花色は青やピンクなどが多く、同じ仲間のシソの花に似た、上に向かって伸びた茎に小さな花が鈴なりにつきます。
寒さや暑さに強く、植え付け場所をあまり選ばないので花壇で手軽に育てられる植物です。
アジュガの育て方スケジュール
アジュガの開花期間は春から初夏にかけてです。
植え付けも同じく春の季節が適期です。
植え付け | 3月〜4月 |
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開花 | 4月〜6月 |
アジュガがよく育つ土の性質
アジュガは水はけの良い土を好みます。湿りやすい環境にすると枯れる原因になるので、土の環境をよくしておきましょう。
地植えの場合は腐葉土と川砂を混ぜて通気性をよくしてください。
鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の水はけの良い配合の培養土を作りましょう。
アジュガに必要な肥料
アジュガは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。
葉だけが茂らないように肥料は控えめのほうがアジュガには向いています。
アジュガを植える時のポイント
アジュガは苗を購入して植え付けるのが一般的です。
苗を植える時
アジュガを植え付けるときは、根詰まりをするほど根が育っていたら軽くほぐしてから植え付けてください。
横に広がって育つので、間隔は20cm〜30cmほど広めにあけておきます。
アジュガを育てるのに適した場所
アジュガは日当たりの良い場所でも育ちますが、半日陰などあまり日の当たらない場所でも育ちます。
場所を厳密に選ばないので、水はけの良い場所であれば問題ありません。
アジュガの水やりの頻度
植え付けて根付くまではしっかり水やりをしてください。
地植えの場合
地植えの場合、根付いたあとは基本的に水やりは不要です。
プランター・植木鉢の場合
プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。
夏の管理について
アジュガは乾燥に弱いので、土が乾燥しやすい夏は特に水やりを意識してやりましょう。
地植えの場合も雨が降らず乾燥が続く場合は、補助的に水やりをします。
アジュガは植え替えをすると生育がよくなる
アジュガはよく育つので、地植えの場合も鉢植えの場合も数年に1度は植え替えてあげると、より生育がよくなります。植え替えるときには元肥を混ぜこんでおき、土質が悪くなっていたら腐葉土や川砂を加えて改良しましょう。
植え替え時期は春と秋の時期がおすすめです。
たくさん植えて華やかなグランドカバーに最適
アジュガは耐寒性もあるので冬の植物が少ない時期もグランドカバーとして活躍します。また小花がたくさん咲くので、広いスペースにたくさん植えて育てるのもおすすめです。
というわけで、以上アジュガの育て方でした。ぜひ一度アジュガを育ててみてくださいね。