フリージアの育て方・栽培方法のコツ

フリージア
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フリージアはアヤメ科の秋植え球根で、別名アサギズイセンと呼ばれています。切り花としてもよく出回っている日本でも馴染みのある花です。

そんなフリージアの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

フリージアの特徴について

フリージアは草丈が30cm〜90cmほどで、長くのびた茎の先から「く」の字に稲穂状に蕾がついて花を咲かせます。花の見た目は水仙に似ています。

花の大きさは4cm前後で、花色も多く青や紫などの涼しげな色から、赤やピンク・黄色などのビタミンカラーまであります。

暖地であれば地植えでも冬越しが可能ですが、あまり寒さには強くありません。鉢植えで育てたほうが寒さを予防しやすいです。

フリージアの育て方スケジュール

フリージアは春の3月〜5月が開花時期です。

植え付けは秋以降に少し気温が下がってきてから球根を植え付けます。

植え付け 9月〜11月
開花 3月〜5月

フリージアがよく育つ土の性質

フリージアは水はけの良い土を好みます。

地植えの場合は腐葉土など堆肥を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

フリージアに必要な肥料

フリージアは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

花が咲き終わったあとは、球根に栄養をたくわえるために追肥(液肥)をしてください。

フリージアを植える時のポイント

苗を植える時

地植えの場合は5cmほどの深さで植え付け、鉢植えやプランターの場合は浅めに植え付けてください。

地植えの場合は10cmほど間隔をあけておきましょう。

フリージアを育てるのに適した場所

フリージアは日当たりと風通しの良いところで育てます。日当たりが悪いと花付きが悪くなることがあります。

冬の寒冷地は霜にあたると寒さで株が弱るので、霜の当たらない軒下や、マルチングをしてしっかり寒さ対策をしましょう。

夏は球根は掘り上げているので、気にしなくて大丈夫です。

フリージアの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをしてください。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

フリージアは花がら摘みをこまめに

咲き終わってしおれた花は、こまめに摘みとっておきましょう。

花全体が咲き終わったら、花の咲いていた茎を根元で切り取ります。

フリージアの球根の掘り上げのタイミングは?

花が咲き終わったあとに、葉が黄色くなるまで育てたら掘り上げてください。

掘り上げたら新しい球根がついているので、手で分けて分球しておきます。

陰干しをして乾かしてから葉と根を落とし、涼しい日の当たらない場所で秋まで保管します。

自分の好きな色のフリージアを育てよう

フリージアは花色が多いため、自分の好きな色を選んで育てるのも良いですし、違う色のフリージアを育ててカラフルにするのもおすすめです。

香りも良いので、春にフリージアの良い香りも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

というわけで以上フリージアの育て方についてでした。

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